成功事例

卓越の道を進む

マルティ・スズキのDevOps導入プロセスにおけるナガロとの協業
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課題
MSILは大手企業として、複数のベンダーと協力して多数の進行中のプロジェクトを推進していました。各ベンダーは独自の開発、展開、およびDevOpsのプラクティスを採用していました。主要な課題には、ローカル開発環境での手動によるアーティファクトの作成、上位環境への手動での転送、および生産展開前に厳格なテストと検証を保証する標準化されたメカニズムの欠如が含まれていました。これらの課題は、コードの品質問題、早期に検出されるべき生産上の問題の頻発、展開時間の長期化、および生産展開中のダウンタイムを引き起こしていました。
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解決策
ナガロのDevOps実装の変革的な可能性を認識したMSILは、ナガロの専門知識を活用して組織全体に「エンタープライズDevOps」を実装することを決定しました。ナガロはAWS上でEC2、VPC、ROUTE53、CloudWatch、SES、RDSなどのサービスを活用し、エンタープライズDevOps/CICDツールセットを構築しました。これらのAWSサービスを活用することで、ナガロは高可用性かつ信頼性の高い環境を迅速に構築することができました。ウェブとモバイル(Android/iOS)を含む多様な環境向けの設定を含み、オンボーディングされたプロジェクトがビルド、テスト、コード品質チェック、ソースコード構成分析、セキュリティテストなどの重要なステップをシームレスに実行できるようにしました。プロジェクトのオンボーディング、オフボーディング、メンテナンス手順に関する包括的なドキュメントは、チームが日常の運用を自立して管理できるように支援しています。
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結果
これらの措置の実施により、アーティファクトが厳格にテストされることで、生産上の問題が大幅に減少しました。下位環境での追加のテストステップを含む「Shift-Left」戦略の採用により、ほぼゼロダウンタイムで迅速かつ実戦検証済みの生産展開が実現しました。プロジェクトごとのツールの個別設定が不要になったため、プロジェクトDevOpsチームの必要な労力は少なくとも50%減少しました。MSILのアプリケーションの全体的なセキュリティ態勢は、開発段階でセキュリティ問題をアジャイルな方法で特定し対応することで、著しく向上しました。

主要な成果

  • 生産上の問題が大幅に減少しました。
  • プロジェクトのDevOpsチームにおける作業量が少なくとも50%削減されました。
  • 開発段階で特定され解決されたセキュリティ問題により、セキュリティ態勢が強化されました。